2022.07.14
コラム

「自動で豊か」になれる人は知っている。セルフコーチングに必須の「アファメーション」

仕事・プライベートのあらゆる面で、高い目標を自動実現できるようになるとして「アファメーション」が注目を集めています。

アファメーションを実践した3300万人の人生が劇的に向上し、キャリア形成・財産・家庭などで大きな豊かさを手に入れていると言います。

コーチングの元祖ルー・タイスが発見

コーチが相手の能力や可能性を最大限に引き出しサポートするためのコミュニケーションスキルである「コーチング」は、現在ビジネスにおける人材開発手法としても非常に人気です。

「アファメーション」はコーチングの元祖であるルー・タイスによって発見され、ルー自身もアファメーションによって大きな豊かさを手に入れました。

高校教師・フットボールコーチとしてキャリアをスタートさせたルーは、やがて卓越した国際的な指導者として各界のトップリーダーやアスリートから信頼を集めました。

そしてビジネスの大成功のみならず、財産形成家庭生活人間関係などのあらゆる面での豊かさを手に入れたのです。

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セルフコーチングとは

コーチングにおいては当然ながら「コーチ」が存在しますが、アファメーションはコーチングではなくセルフコーチングです。

セルフコーチングはコーチングと違ってコーチの存在が無く、自らが自分自身のコーチとなって目標達成へと導いていきます

自分の内側にある問題に自分で気づき改善策も自分で考えるため、ビジネスでは問題解決能力の高い人材の育成に大きな効果を発揮するとされています。

また、コーチとのスケジュール合わせ等が不要になるためPDCAの高速回転が可能になり、目標達成が速まります。

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言葉のメカニズム

アファメーションで重要なのは「言葉のメカニズム」を理解する事です。

言葉が人に大きな影響を与えることを示した著書は多く存在していますが、ルーの「アファメーション」はそのメカニズムの解明にまで迫っています。

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選択と行動は言葉によって決まる

当然ながら、目的を達成するためにはゴールへ繋がる選択と行動の積み重ねが必要です。

言い換えれば、その人の辿り着いたゴールは、それまでにどんな選択と行動を積み重ねたのかの結果であるという事です。

選択と行動は、その人の「思考」で決まります。そして、人の思考は言葉で成り立っています

そのため「選択と行動は言葉によって決定される」と言えるのです。

例えば「自分はそこまでの億万長者にはなれないだろう」と普段から考えている人なら、常に「億万長者にはなれない人が選ぶ選択肢」を選択します。

反対に「自分は億万長者になれる」と考えている人は「億万長者になれる人が選ぶ選択肢」を選びます。

言葉は人とのコミュニケーションという用途以外に、自分自身の思考構築の鍵を握っている存在なのです。

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思考は基本的に「自動」である

人は常日頃「思考のクセ」によって多数の選択と行動を自動で決定し続けています。

もしかすると自分自身では「よく考えて判断・決定をしている」と思うかもしれません。

しかし実際には、普段「自分自身に向けている言葉」が思考のベーシックを構築しており、都度の検討や判断はそれまでに構築されてきたベーシックの上で成立するため、「思考のクセ」を基準として自動で選択される状態にあると言えるのです。

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自分への「声のかけ方」

アファメーションの実践では自分自身に対して「目的を達成できる自分が作られる、声のかけ方」をします。

常日頃の自分自身への声のかけ方によって「目的達成に必要な思考のベーシック」を構築して、目的のゴールまで自動で辿り着ける脳の状態を作り出すのです。

200のステップに何を思うか?

仮に、自分が望むゴールまでの道のりに200のステップがあり、10のステップまで進んだとします。

その時に多くの人は「あと190ものステップを踏まなければならない」と考えます。

「〇〇なければならない」という言葉には「本当はやりたくない」「やらされている」という発想が含まれています。

アファメーションでは「〇〇なければならない」の存在が人生をダメにしてしまうほどのリスクを持っていると考えます。

「なければならない」が危険である理由

望むゴールを考える際は多くの人が自然と「〇〇したい」という言葉を選ぶはずです。その道のり途中のステップに対して「〇〇なければならない」という言葉を選んでいると、道の途中で何かひとつ上手くいかなかった時に「本当はやりたくなかった」という思考へと自動で導かれてしまう危険があるのです。

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「過去の体験で作られた言葉」に注意

ひとつ重要なことは、自分自身への声かけに非常に大きな影響を与える「過去の体験から作られた声かけ」の存在です。

例えば、子供時代にクラスメートへの発表で失敗して笑われてしまった体験がある人は、大人になって会社のプレゼンを任される事になった時「やりたくない」「自分には出来ない」と考えやすくなります。

名誉に繋がるチャンスを逃してしまうほどに、過去の体験をもとにした自分への声がけの方が選択と行動に与える影響は非常に大きいのです。

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使う言葉の一つ一つが、着実に脳をプログラミングしていく

平凡な生活から一変して、突出した豊かさを手に入れた人達が実践してきた「アファメーション」。

言葉選びの一つ一つが自らの脳をプログラミングして、ふさわしいゴールに自動で導いていく…という話には驚く人も多いのではないでしょうか。

理想のゴールに向かえていない人や現状に不満がある人は、アファメーションを実践して今の脳にあるプログラムを書き換える事で、理想のゴールに自動で辿り着く自分になれるかもしれません。