2023.02.25
コラム

転職したいと思ったら「はじめに」やるべき3ステップ

転職したいと思うようになるきっかけは「キャリアアップのため」「現在の職場に深刻な不満がある」など、人によって様々です。

昔と比べると、今は転職が一般的になったと言えますが、転職したいと思っても「まず何をすべきなのか」「本当に転職して良いのか」など、迷う人が多いでしょう。

そこで、この記事では、転職したいと思ったらまず確認すべき3つのポイントについて解説します。

転職したいと思ったら確認すべきポイント

転職したいと思ったら、まず以下のポイントを確認しましょう。

①現在の職場での問題を整理する

まず、現在の職場で抱えている問題について、具体的に洗い出して整理する事が大切です。

「不満」とまでは思わないものの、例えば「今の職場では望むようなキャリアを積むのは難しいと感じている」といった事も含めて、自分にとって転職を検討するに至った理由でもある、現在の職場での問題点を整理しましょう。

その際に、頭の中だけではなくメモに書き出してみるなど目に見える形で行うと、曖昧な部分も明確にする事ができます。

書き出すのが苦手な人は、もしも信頼できる友人など話を聞いてもらえる相手がいるなら、会話という方法で自分の考えを一度アウトプットしてみるのも良いでしょう。

文章や言葉など「人に伝えられる形」にしてみることで、それまで自覚していなかった気持ちや考えなどに、自分自身が気がつく場合もあります。

②転職先に希望する事を整理する

現在の職場で抱えている問題点が整理できたら、次はそれを踏まえて転職先に希望する事を整理しましょう。

例えばライフワークバランスに悩んでいるなら休暇制度について、キャリアアップが目的の転職なら評価制度についてなど、自身の転職理由を元にした転職先への希望を具体的に書き出します。

問題と希望をしっかり整理する事によって、転職の失敗・ミスマッチの防止に繋がります。

③転職理由が一時的なものでは無いか見直す

現在の職場で抱える問題と、転職先への希望を整理できたところで、一度、転職理由について見直してみましょう。

見直すポイントとしては、現在の問題が一時的なものでは無いか、抱えている問題が転職で解決できるのかをしっかり確認します。

転職後に同じ職場に戻る事は難しいため、転職活動の途中で立ち止まって悩んだり迷ってしまわないためにも、予め整理と見直しを行い、自身の転職の意思をクリアにしておくと良いでしょう。

転職専門のコンサルタントを検討してみる

転職についての相談は相手を選ぶという事もあり、情報を集めるにはインターネット検索が中心になりがちです。

転職の失敗を防ぐには、転職を専門としているコンサルタントとの繋がりを持つ事も検討に含めると良いでしょう。

専門のコンサルタントは転職事例を多く知っているため相談がしやすく、各企業との繋がりも持っているため丁寧なマッチングをサポートしてもらえます。

また、希望の業務につくにあたって不足しているスキルなどがあれば、事前に具体的なアドバイスが得られる点も大きなメリットです。

経験や実績を元にしたアドバイスが受けられるため、必要な準備を漏れなく効率良く進められます。

(pixabay)

「非公開の転職求人」を候補に含める

転職には、一般公開されていない「非公開求人」が存在します。

非公開求人とは、例えば企業の経営者層や採用責任者が信頼関係のあるコネクションを通じて人材を募集しているといったケースです。

そのため、これらの求人情報は一般の求人・転職サイト等には出回りません。

非公開求人は経営・マネージャー層と信頼関係を構築している転職サポート企業が情報を保有しているため、専門の企業に問い合わせる必要があります。

5年後、10年後をイメージすることが重要

転職したいと思ったら、現状の整理や見直しと同時に大切なのが「5年後、10年後をイメージすること」です。

人は現状から変化する事に対して、自然と不安を抱くと言われています。

そのため、勤務地や人間関係等が変化することへの恐怖心が勝って、転職を躊躇う人も少なくありません。

しかし、少し先の未来をイメージすると、変化を受け入れてでも叶えたい目標や理想がある事を自覚したり、思い出す場合があります。

もしも現状維持の安心感が理由で理想を叶えるチャンスを逃してしまったら、数年後には後悔してしまうかもしれません。

転職を検討する際には、変化に対する不安な気持ちが起こることも受け入れた上で、望む未来を基準にして考えていく事が重要です。

まとめ

転職したいと思ったら、まず現在の職場で抱えている問題、転職先に対する希望を整理した上で、転職理由が一時的なものでないかどうかを見直してみましょう。

転職には一般に出回っていない非公開求人が存在するため、転職専門のコンサルタントと繋がりを持って相談する事も検討すると良いでしょう。

各企業の経営・マネージャー層と信頼関係をしっかりと構築している転職サポート企業に問い合わせを行うことで、コンサルタントからのアドバイスや非公開の求人の紹介が受けられる可能性があります。

【参考サイト】