2023.02.24
コラム

【転職活動に疲れた人向け】大変さを軽減できる2つの対処方法

転職を決意したものの、いざ転職活動を開始してみると想像以上に苦労が多く、疲れてしまって諦めかけてしまう人は少なくありません。

しかし、転職を決意するにはそれなりに理由もあるものです。転職を諦めてしまったら、数年後にとても後悔する事になってしまうかもしれませんよね。

そこで、この記事では、転職活動に疲れてしまう理由と有効な対処方法について詳しく解説します。

転職活動に疲れる理由

転職活動に疲れてしまう理由について、いくつかの例を紹介して解説します。

求人情報が多くて探すのが大変

求人サイトを検索したり、エージェントに登録して情報収集を進めたものの、情報があり過ぎて、ひとつひとつを見るだけで大変になってしまうというケースは多く聞かれます。

 

転職の場合は、職種や勤務条件等の希望が明確な場合が多いため、情報を上手く絞る事ができそうに思えます。

 

しかし、実際に探し始めると、必要な情報を選び出すだけでも想像以上に苦労するものです。

転職先のリアルな情報が分からなくて不安

「もし転職に失敗して、以前よりも状況が悪くなったら…」と、転職先の実際の状況について不安を抱える人は非常に多いでしょう。

 

求人情報に掲載されている情報と実情は一致しているのかどうか、休日が実際には休めないといった事は無いのか、など心配は尽きません。

 

人間関係なども含めた実際の環境を知りたい気持ちから、企業ホームページや求人情報をひとつひとつ丁寧にチェックすると、意外と時間も労力を使って疲弊してしまいます。

また、どれだけ丁寧に調べても社内の実際のところはなかなか分からないため、気苦労だけが増して疲れてしまったりします。

相談できる相手が少ない

「会社にバレないように転職活動をしているため、例え仲の良い同僚相手でもリスクを考えると相談はできない。」といった悩みを抱える人もいます。

 

転職活動は苦労も多く情報収集も重要なため、単独で進めるよりも相談相手がいる方が良いのは間違いないでしょう。

 

しかし、会社にバレたくない場合もそうですが、例えば同じ業界内で転職する場合などには、意外な人どうしが繋がっている場合も多いため、誰かに相談した事がきっかけで思わぬ相手に情報が漏れてしまう可能性もあります。

(pixabay)

転職活動に疲れた時の対処方法

転職活動には様々な苦労が伴いますが、そのような状況の中で疲れてしまった場合の対処方法を紹介、解説します。

企業口コミサイトを活用する

現在は、在職者や退職者が企業に関する口コミを投稿するサイトが多く存在しています。

多くは会員登録制をとっていますが、無料登録が可能なサイトが多いため、アカウント作成等の一手間で口コミの閲覧が可能になる場合がほとんどです。

 

注意点は、退職者の投稿はネガティブな内容になる傾向が強い事です。

在職者、退職者ともバランス良く、一定数以上の投稿がされている場合には特に参考になると言えます。

専門コンサルタントとの繋がりを持つ

転職活動の疲弊を大きく軽減するには、「専門コンサルタントとの繋がりを持つ」という方法もあります。

 

特に、様々な業種をまんべんなく取り扱うスタイルではなく特定の業界に特化している転職コンサルタントであれば、マッチする求人情報をコンサルタントの方から的確に提案してもらえるため、情報収集とフィルタリングの労力は大幅に軽減されます。

 

さらに、コンサルタントが社長、経営層とアナログでしっかりとした信頼関係を構築している事でリアルな情報を教えてもらえる場合があります。

 

オフライン、アナログの信頼関係を構築するためには時間や労力を一定以上に費やす事が求められるため、その信頼関係を通じて得られる事前情報は確かなものであると言えます。

一般公開されていない「非公開求人」とは?

転職に関する求人には、一般には公開されていない「非公開求人」が存在しています。

非公開求人とは、企業の経営者層や採用責任者が、信頼関係のあるコネクションを通じて人材を探しているものです。

非公開求人に応募する方法

非公開求人は、インターネットで一般公開等をしないため、通常その情報に出会うことができません。

 
そのため、非公開求人に応募するには、転職希望者のサポートをしている企業の中で、非公開求人を取り扱っている企業を探す必要があります。

まとめ

転職活動に疲れる大きな理由として、求人情報が多く必要な情報を探すのが大変だったり、転職先のリアルな情報が手に入らず気苦労が増える一方で、会社にバレないようにするために身近な人に相談しにくいといった辺りが考えられます。

 

転職活動の苦労を軽減する方法としては、企業口コミサイトを活用したり、専門コンサルタントから仕事の紹介を受ける方法が有効です。

 

転職の求人には、一般公開されていない「非公開求人」も存在しています。非公開求人を取り扱っている企業、コンサルタントとの繋がりを作ると、転職先の可能性が大きく広がります。