2022.09.08
コラム

ロジカルシンキングって必要?感覚派が論理思考力を鍛える方法

ビジネスを円滑に進める上で、「ロジカルシンキング」つまり論理思考力が重要なスキルであるとされています。
しかし、なぜ論理思考力が必要なのでしょうか?また、もともと感覚派の人が論理思考力を身につけるためにはどうすれば良いのかについても解説していきます。

論理派と感覚派の特徴

物事の考え方において、論理的な思考をするタイプと、感覚的な思考をする2つのタイプに分けられます。それぞれの思考の特徴について解説していきます。

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論理的思考

論理的思考とは英語でロジカルシンキング(logical thinking)とも呼ばれます。
論理的思考という言葉を分かりやすく言い換えると、物事を筋道立てて考えたり、体系的に整理して考えたりすることを指します。

結論までの因果関係を紐解くことで、周りにも分かりやすく説明することが可能となります。しかし、すべての物事をを論理的に考えるだけでは、クリエイティブな仕事は成り立ちませんし、感覚的思考と比較し、膨大な時間を要することになるでしょう。

感覚的思考

論理的思考と対立しているのが、感覚的思考です。
感覚的思考とは、根拠が〇〇だから〜などではなく、直観(感)で感じたり考えたりすることです。
感覚的思考の最大のデメリットは、思考を言語化しにくい点にあります。論理的思考であれば、「なぜ、その考えに至ったか」を筋道に沿って周りに説明することができます。
そのような理由から、ビジネスにはあまり向いてないとされています。

論理思考力を身につけるメリットとは?

ビジネスの世界では特に「ロジカルシンキング」は必須のスキルだと言われることが多いですよね。
ここでは、論理的思考力を身につけるメリットをご紹介します。

正解に辿り着きやすくなる

ミスをしたり問題に直面した時、論理的思考力を高めておけば、結果から分解・分析し問題の要因に辿り着きやすくなります。
ビジネスにおいて重要な「PDCAサイクル」これは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)という論理思考力を用いたフレームワークです。

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伝達力の向上

論理思考力が身につけば、自分の考えを整理し言語化してアウトプットすることができます。直感で「このプランが成功しそう!」「成果が出そう!」と思ったところで、それを周りに伝えることが出来なければ、意見として採用してもらえません。
自分一人のアイディアで進めることができる仕事であれば感覚的でもいいかもしれませんが、会社に属すとなれば、言語化能力はコミュニケーションを円滑に行うためにも必須のスキルとなります。

伝達力の向上は、論点のズレを防ぎ、生産性の向上にもつながります。

論理思考力の鍛え方

「論理的思考ってなんだか難しそう・・・」「自分は感覚派だし・・・」など思っている人がいるかもしれません。しかし、論理的思考はただのスキルであり、鍛えることで誰でも身につけることができます。

問題の事実を明確化する

まず、論理的思考をする上で重要なのが、『事実』と『事実ではない』事柄を切り分けて考えることです。
論理的思考が出来ない人は、ミスが起きた場合でも『今回は“たまたま”ミスをしてしまっただけで、次回は成功するだろう』と考えます。
これは、ミスをしたという『事実』を無視していることになり、解決策の根拠を見つけることが出来ません。
論理思考力を身につけるためには、“次回は成功するだろう”という不確実な要素で判断するのではなく、事実ベースに基づいて結論を導く必要があります。

疑問を持つ癖をつける

論理思考ができる人は、あらゆる事柄に疑問を抱きます。
事実をせっかく明確化できても、そこで終わってしまっては問題の解決にはなりません。

・なぜ、今回ミスをしてしまったのか?
・いつものやり方と違う部分はなんだったか?
・そもそもいつもはなぜミスが起きていなかったのか?

など、すべての現象に疑問を持つ癖をつけることが大切です。

解決策の仮説を立ててみる

疑問を持ち、解決するべき疑問を発見することができれば、最後は『仮説』を立ててみましょう。
まず仮説思考である解決策を導き出し、その解決策が間違っていないかどうかデータを収集し検証していきます。
仮説を立てない場合と比較したときに、大幅な時短となり効率良く正解にたどり着くことができるでしょう。

まとめ

ビジネスにおいて、重要な『論理的思考』は日々の訓練で誰でも身につけることができるスキルであることが分かっていただけたのではないでしょうか?
『論理的思考力』を向上させるだけで、相手に納得してもらいやすくなったり、コミュニケーションを円滑にすることができます。