リーダーシップ5つのNG例！人が離れる駄目リーダーにならないために

リーダーシップにおいて求められる最大の能力は「人を動かす力」だと言えます。

人が動くには様々な要因が考えられますが、間違ったリーダーシップでは次々と人が離れて窮地に立たされ、やがて組織のピンチをも招きかねません。

リーダーシップ５つのNG例

具体的なNG例を知って、成果に繋がるリーダーシップを身につけましょう。

「結果が全て」という言葉は、多くのビジネスパーソンが聞き慣れていると感じるかもしれません。確かに、仕事においてそのように考えるのは正しいと言えるでしょう。

しかし「何を結果と見なすのか」がリーダーシップにおいては非常に重要です。

具体的には、売り上げなど数字として表しやすい業務がある一方で、数字に表しにくい成果をどう扱っているかという事です。

例えばメンバーがストレス無く業務を進められるために見えない部分の雑務を引き受けこなしている人物や、職場環境の改善に貢献している人物の成果は数字には表せません。

リーダーの思考が「成果＝数字」で完結・停止している場合、数字に表せない成果を出しているメンバーが離れてしまいます。するとそのメンバーに支えられていた人の成果が落ち始めるという悪循環に陥り、やがて組織が深刻な危機に繋がる可能性が高いのです。

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「リーダーシップ」と聞くと、リーダーと部下との関係にだけ注目しがちです。しかし、リーダーとして動いていく中では必ず、上司など目上の存在となる人物を動かさなければならない場面が出てきます。

常日頃から部下との関係を真剣に考えていても、決定権を持つ目上の人物を上司を敵に回しがちなリーダーでは実現できることの範囲も狭くなります。

そのため、いざという時にキーマンを動かせなければリーダーとしての能力・活躍もその時点で打ち止めとなってしまいます。すると、やがて部下の心も離れていってしまうでしょう。

「リーダーとして、自分の背中を見せていくべき」という考え方はひとつの美しさと言えます。

しかし、その考えが行き過ぎるならば深刻な問題となります。

リーダーが動き回って様々な事をやってのけるとしても、部下に出来る仕事をリーダーが必死にこなす事になっているなら赤信号だと言えます。

部下にとって、リーダーが自分が代わっても問題の無い仕事に追われて多忙にしている様子はいずれ「自分がやらなくても良い、そしてリーダー自身が自分でその仕事をやりたいと考えているようだ。」という認識に繋がります。

それに加えて、あまりにも頼られないと「期待されていない、信頼されていない」と感じる人間心理もあるため、リーダーがやるべき仕事なのかどうかの見極めは非常に重要です。

リーダーには、チーム全体のパフォーマンスが最も上がる状態を意識して仕事の割り振りを適切に判断する能力が必要です。

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「自分以外に任せられる仕事はどんどん任せるべきだ。それが部下を信頼している証にもなる。」と言いながら、実態が単なる仕事の丸投げになっているケースが存在します。

適切に仕事を任せるには、ゴールまでの道のり全体を見通した上で仕事内容、相手のスキルやキャパシティまで見極める力が必要とされます。また、任せた後のチェックやフォローも重要です。だからこそ、リーダーの役割になってくるとも言えるのです。

「手が回らない事を、どんどん丸投げする上司」になってしまっていないか、任せる事と丸投げを履き違えていないかどうか、セルフチェックできる冷静さがリーダーには必要です。

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上司が部下の業務や進捗に対して、過度に干渉するのが「マイクロ・マネジメント」です。

どこまでも細かい進捗管理、どこまでも細かいミスの追求、ついには個人の行動に対する管理や制限まで加えるといった行き過ぎた管理です。

真面目な正確な人が陥りやすいと言われていますが、責任感が強いリーダーはマイクロマネジメントをしてしまっていないかどうか、振り返る必要があるかもしれません。

マイクロマネジメントは離職率のアップに繋がり、生産性も低下させると言われています。

良かれと思って取っていた行動がチームや組織の崩壊を招くのは、マイクロマネジメントをしてしまった本人も辛い思いをする事になります。行き過ぎた管理をして人材を失うに至らないよう注意が必要です。

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人を動かせる力が求められるリーダーですが、責任感が強い人こそ、真面目に頑張り過ぎる事で陥りやすいNG例には注意が必要です。

チームを動かし、上司や関係者をも動かす強いリーダーシップを身につけるのは簡単ではないかもしれませんが、数々のリーダー達の経験やエピソードを元にしたNG例を踏まえることでリーダーとしての成長に繋げてみてはいかがでしょうか。

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