【チームビルディング】マシュマロチャレンジのコツ！ひもの使い方は？

チームビルディングで活用されるのが「マシュマロチャレンジ」です。

実際に社内研修などに取り入れている企業も多く、マシュマロチャレンジを体験した事がある人も多いかもしれませんが、実際にやってみると意外と難しく、なかなか目指す高さのタワーが出来なかったりするのも、ワークの面白さです。

そこで、この記事では、マシュマロチャレンジのコツや、ひもの使い方などを詳しく解説します。

マシュマロチャレンジとは

マシュマロ・チャレンジとは、メンバー個々の能力を最大化してチームの成果を向上させる「チームビルディング」に活用されているゲームです。

パスタ乾麺、テープ、ひも、マシュマロを使用して、各チームごとに自立可能なタワーを立てて、最も高いタワーを作ったチームが優勝となります。

マシュマロチャレンジのルールは、4人1チーム、制限時間は作戦会議の時間を含めて18分間です。

パスタ、テープ、ひもは切り貼りして良いですが、マシュマロは切ってはいけません。

また、テープで足場を固定する事は禁止されていて、マシュマロはタワーの頂点に設置し、タワー完成後の高さの計測では計測の間もタワーが自立していなければ記録とはなりません。

マシュマロチャレンジの効果は、役割分担の大切さを体験できる事や、チームメンバーで協力し合って問題解決をする力を育てられるといった点です。

限られた条件、時間の中でメンバー全員が協力して最高の結果を目指す過程では、個々の発想力やリスク管理能力だけではなく、リーダーシップや交渉力といったコミュニケーション能力が求められます。

実際にやってみると意外と難しいと言われる、マシュマロチャレンジのコツを紹介します。

マシュマロチャレンジはタワーの高さを競いますが、最終的にはタワーの頂点にマシュマロを設置します。

そのため、せっかく高さのあるタワーが出来ていても、土台の強度が不足しているとマシュマロの重さに耐えられずパスタのタワーは歪んだり崩れたりします。

土台部分に使用するパスタは、後々設置するマシュマロの重さと高さを踏まえて本数を増やして強度を増しておくと、タワーがより安定します。

タワーを完成させてからマシュマロを設置したら、タワーがマシュマロの重さに耐えきれず崩れてしまった、というケースがマシュマロチャレンジでは多く見受けられます。

先にマシュマロを設置してからタワーを補強していく方法で、マシュマロの重さに耐えられるタワーをスピーディーに建築する事が出来たという例があります。

タワーを作る際には、マシュマロを仮で設置してみる事で必要な強度がより明確になるかもしれません。

一般的に考えて「パスタのタワーを建築して、マシュマロを設置する」という事を、何度も経験している人は少ないでしょう。

チームのほぼ全員が未経験者もしくは初心者なら、計画には時間をかけすぎないように注意が必要です。経験を元にした予想が出来ないため、アイディアを試行する時間にも意識を向けましょう。

興味深い例として、大人たちのチームと高校生のチームが同時に挑戦したセミナーでは、大人チームの結果よりも高校生チームの結果の方が圧倒的に良かったというエピソードがあります。

人生経験が豊富な大人たちのチームが「綿密な計画」を優先するのに対して、高校生たちのチームは「失敗を恐れずに積極的に挑戦してみる」という違いがあったと言います。

実際に試して改善点が見つかったら、すぐに次の計画を出して試行するようにしてPDCAサイクルをスピーディーに回すと、より良いタワーの建築方法が見つかるでしょう。

マシュマロチャレンジでのひもは、例えばパスタとパスタを結合する時にテープだけではなく、ひもを一緒に使用するとタワー全体の強度を増す事が出来ます。

別の使い方では、タワーの一番下の部分に短くしたパスタで三角形や四角形を作り、テープで巻き紐で固定して、タワーの土台を作る例もあります。

（pixabay）

マシュマロチャレンジのコツは、土台部分のパスタの本数を増やして強くしたり、マシュマロを最後ではなく、先に仮で設置して実際に必要な強度を確かめる方法があります。

「マシュマロチャレンジの経験が豊富」という人は少ないため、全員が未経験・初心者として考え、計画に時間をかけすぎずに試行錯誤の時間が取れるように意識する事も大切です。

ひもの使い方には、パスタとパスタを繋ぐ際にテープに加えてひもも使用して強化したり、土台となるタワー最下部のパスタをテープと紐で繋いで安定させるなどの例があります。

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【参考記事】

http://www.marshmallow-challenge-japan.org/