2022.03.28
経営ノウハウ

【住宅業界向け】今、流行りの「YouTubeショート」で集客できる?!

新型コロナウイルス流行で、住宅業界も大きく影響を受けました。
その一つとして、「集客方法」に変化があったのではないでしょうか?

住宅展示場などの「オフライン集客」から、SNSで行う「オンライン集客」が主流になっていると言えます。
たくさんあるSNSの中でも、今話題なのが「YouTubeショート動画」です。
特徴や、活用の仕方などについて解説していきますので、是非参考にしてください!

1.オンライン集客の種類

情報収集のツールとしてSNSは現代人にとって欠かせないものとなっています。YouTubeの他に、オンライン集客の種類はどのようなものがあるか?その特徴についてご紹介します。

(pixabay)

1-1.Twitter

匿名かつ複数のアカウントを持つことができ、「リツイート」という拡散性の高さも特徴の高さです。
「つぶやき」の機能により、個人の趣味・嗜好が現れやすく、リアルタイムの情報収集に優れています。
工務店が取り入れる場合は、タイムリーなキャンペーン情報などを発信するツールとして活用するといいでしょう。

1-2.LINE

SNSの中でも利用率が一番高く、ユーザーの年代も幅広いため、集客が期待できます。具体的には、LINEの機能である「オープンチャット」を活用する方法です。オープンチャットにすることで、友達登録の必要がないことがメリットとなり、ユーザーも気軽に情報を収集することができます。

1-3.TikTok

今回紹介するYouTubeショートに近い、TikTok。若年層の登録者が男女ともに多いのが特徴ですが、近年はユーザーの平均年齢が徐々に上昇しています。これは、ビジネス目的の利用者が増加していることを表しています。また他のSNSと比較した時に、消費行動が起きやすいというデータもあります。つまり、TikTokを閲覧して実際に消費につながるケースが多いということです。

1-4.Instagram

「インスタ映え」という言葉が流行語を受賞したのが2017年です。以前は、若い女性のユーザーが多いSNSでしたが、現在は、40〜50代の利用者も増加してきました。写真や動画など視覚的なコンテンツでアピールすることができ、他のSNSと比較すると、「いかにおしゃれであるか」が重視される傾向にあります。

2.オンライン集客するべき理由

なぜ、オンライン集客する必要があるのか?コロナでオフラインの集客が難しいのも理由の一つですが、他にも大きく分けて3つの理由があります。

2-1.インターネット利用者の多さ

10代後半〜50代にかけてのインターネット利用者は、2020年時点で90%を超えています。
住宅購入のメインターゲットである20〜30代や、リフォームを検討している世代までに幅広く、かつ効率的にアプローチができるでしょう。

(出典)総務省「通信利用動向調査」

2-2.新聞購読者の減少

住宅業界の一般的な集客方法の一つとして、新聞の折込チラシがあります。
しかし、インターネットの普及とともに新聞の購読者は年々減少しています。また、住宅購入を検討している、20〜30代の購読率は極めて低く、今後の上昇も見込めないでしょう。

(出典)リテールガイド 世代別_新聞購読率

2-3.潜在顧客へのアプローチ

展示場や、資料請求などの集客方法は、住宅購入を検討していることが前提のため成約率が高いというメリットがあります。しかしながら、家が欲しいと考えていても、実際に問い合わせるなどの行動に移すかは別問題です。日常生活が忙しければ、後回しになるでしょう。SNSは拡散性が高く、わざわざ調べなくても自然と目に入ることがあるため、潜在顧客層へのアプローチを可能とします。

3.「YouTubeショート」がおすすめな理由

SNSの選択肢がたくさんある中で、YouTubeショート動画での集客をおすすめする理由についてお伝えします。

(pixabay)

3-1.YouTubeのユーザー数の多さ

こちらは「日本のSNS月間アクティブユーザー数」を表したグラフです。
LINEに続き、YouTubeのユーザー数が多いことが分かります。また、YouTubeは、外出先でスマホで見ることもありますが、自宅で友人や家族と複数で視聴することが多いという特徴があり、より幅広い世代に認知してもらうことができます。

(出典)【2022年3月最新版】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ

3-2.「1分以内」という短時間での訴求力

数多くの動画が溢れ返る現代では、3分の動画でも長いと感じる人も少なくありません。
ショート動画はその名の通り、最大60秒という短時間でアプローチできることがメリットです。TikTokも同様にショート動画ではありますが、ユーザー層の特徴から、工務店の集客にはYouTubeが向いていると言えるでしょう。また、長時間の動画だと撮影・編集が大変ですが、短い動画であれば投稿のハードルが下がるでしょう。

3-3.分析が可能

YouTube アナリティクスという機能があり、投稿した動画の数値をデータとして確認することができます。
リーチ(from Where): どこから流入したか? どれくらいの目に触れたか?
エンゲージメント(How/Which): どの動画が見られたか? どれくらい見られたか?
視聴者(Who/When): 誰が、いつ見たか?
という項目から、視聴者のリアルな反応を分析できることがおすすめする理由の一つです。

4.まとめ

YouTubeショート動画での集客にまだ取り組んでいない企業は、是非試してみてはいかがでしょうか?
InstagramやTikTokと違い、YouTubeショートはまだサービス開始から一年も経っていないため、
乗り遅れる前に早めの行動が吉です!